ケニヤ山のふもと

やっと見付けた。いったい何年探していたのだろう。
多分、6年ぐらいかな。足しげく通った末に見付けた本です。




ケニヤ山のふもと

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ジョモ・ケニヤッタ著 野間寛二訳
発行:1962年
出版:理論社

これは、Jomo Kenyata (ジョモ・ケニヤッタ)という人が書いた本です。
ケニヤッタという人にピンと来た人はツウです。
ケニヤにケニヤッタという名前の所は多いですから。
ケニヤの大統領になった人です。

ケニヤというかアフリカの哲学って面白いんですよね。
とっても不思議でいて、それで説得力があるものばかりです。
それに、ずっと白人の考える自由に対して自らの言葉でそれを跳ね除けようとしていたのですね。
それは、ケニヤだけではなくて、アフリカ全体ですが。
いわゆる、アフリカの解放運動に関わる著書の一つです。

ケニヤッタはイギリスに長く拘束されていたのですが、全アフリカ人民会議で満場一致で開放され、そのときのスピーチからこの本は始まります。
この本にはケニヤへの熱い気持ちが込められているのですが、自分の関心柄、教育についてが一番興味深かったです。教育って言っても義務教育だけのことではないです。
生きる知恵をいかに受け継ぐのか。そんなことがテーマになっているような気がします。
ですが、やっぱり、いかにヨーロッパから独立するのかがテーマになっているようです。

みなさん、ぜひとも読んで下さいといっても、絶版ということだけではなくて、この本ほとんどどこにもないと思いますので、偶然見つけたら。。。
英語版もアメリカには3冊ぐらいしか残っていないという、レアものらしいです。

ご存知の方には別のコメントですが、どうも訳がよくないという話があります。
英語やフランス語、ドイツ語の哲学でさえ訳は本当に難しいのに、それに加えてギクユ語なんて、さっぱりだしねぇ~。






ちなみに、自分は昔ケチュア語の歌を無理やり覚えさせられて歌わされました。
発音がつらかった・・・

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by harry_hk | 2005-04-09 21:52 | BOOK