老いの万華鏡

なんだか狂ったように、むずいし、かたい本を紹介します。もう朝ですが、まだ寝てませ~ん!!!ルンルン♪
GWなのにセンチメンタルジャーニーが出来なかったハリーです、こんにちは。




◆◆◆
自分の持っている本の中で、かなり上位にある本です。
というか、かなりバイブルに近いです。



老いの万華鏡

c0058187_4411459.jpg

思想の科学研究会<老いの会>編、御茶の水書房、1987年



思想の科学研究会<老いの会>が出した本は1冊限りです。
思想の科学は色々な所で影響を与えています。
思想の科学はご存知の通り、
丸山真男・鶴見俊輔・鶴見和子・小田実・武谷三男・武田清子・都留重人・渡辺慧
の7人で作られたものです。
未だに、憲法9条についての運動などを行ったりしていますし、小熊英二や上野千鶴子が鶴見俊輔の京都の家に押しかけて、喋くりまわして作った本も最近出ましたし(笑)

そんな、思想の科学の中でも、鶴見俊輔を中心とした「老い」について考えた研究者が集った会が<老いの会>です。
この、『老いの万華鏡』はそのメンバーが自分の推薦する「老い」にまつわるとっておきの本を紹介してるのですよ。
だから、1冊につき大体2ページ程度の紹介なので、あっさりと読めます。
このメンバーがまたすごいんです。天野正子や伊藤益臣が“しんがり”なんですから!!
発起人はもちろん鶴見俊輔なのですが、そうそうたるメンバー総勢23名で書かれています。

ほんとうにすごいです。
博学な人たちの「老い」に関わるとっておきの本ばかり50冊以上載っているのですからね!!
引用とか暗喩を合わせれば数え切れないです。
ちょっとありがたいお経といいましょうか、知恵の輪といいましょうか。



鶴見俊輔の序論の一文です。
老いの世界は、むしろ「意識」がくずれるところからはじまります。自分の意思に反する身体の裏切りを経験し、やがてはその意志さえ歯止めがきかなくなり、自分の存在感覚が崩壊していく過程こそが、ごく自然な、老いの世界であるからです。人間らしさを、「自覚」やさめた「意識」のもたらす一元的な価値に閉じこめてしまうことが、人々を不自由にし、若づくりを強い、安易な「安楽死」説に市民権を与えていきます。



この一文だけでも、考えることばかりです。
こんな知恵の輪はいつ解けるのでしょうかね~???
内容を説明するときりがないのですが、とにかく、「老い」思想について色々なことが分かる本です。
みつけたら、ぜひとも買ってくださいね!!



・・・そうです!!絶版です!!!(爆)




ちゅど~ん!!




絶版の本しか紹介していないチン〇スのようなブログでごめんなさい。
でも、これもいい本。




■ ■ ■
それにしても内容がバラバラだな、このブログ・・・
[PR]

by harry_hk | 2005-05-08 05:22 | BOOK