生活者とは誰か?というか、ほんとダレ??

久しぶりに、お固い本を。
もう、しばらく前に買った本ですが、未だに読み返してみたりします。
自分にとっては、仲正昌樹『みんなのバカ!』と天野正子『「生活者」とはだれか』は繰り返し読みたくなる新書シリーズです。
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天野正子著、中央公論社、1996年



1980年代以降に色々な所で使われた(悪用された?)「生活者」という言葉。
生活者の立場になって・・・
とか色々使われました。
その前が「一般人」。
(これは、最初、警〇官がベ平連に使ったみたいですね。)
でも、そもそも生活してない人なんていないはず(笑)
そんな怪しい言葉を鶴見俊輔は「お守り言葉」と言ったそうです。
その意味は・・・


とりあえず、その言葉いっておけば、


みんな納得するだろう!?



という言葉です。
最近の行政は、なんでもかんでも、NPOでございます。
ただ働きと勘違いしているのが、笑ってしまう。
しかも、NPOにしてしまうと、組合がなくなるから、一生賃上げとか難しくなるんです。
それでも、組合めんどうとか思います~?
そりゃあ、面倒ですけれど(笑)
しかも、NPOで働いている人のほとんどは、ILOの労働基準を下回っておりまするよ。
それでも、生活者という言葉は語呂がいい。

まいったね。
そういう言葉って。
ほんと、言葉は使いよう。怖い怖い。







「生活者」とはだれか―自律的市民像の系譜

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by harry_hk | 2005-05-29 22:28 | BOOK