二面性を強調する

最近の事件についての取り上げたものです。


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「2人の自分がいる」同級生刺した生徒が教師に告白
2005年7月2日、読売新聞より

 高知県土佐市の私立明徳義塾高校の同級生刺傷事件で、殺人未遂容疑で逮捕された3年の少年(17)が犯行直後、教諭らに「2人の自分がいて猟奇的な衝動が抑え切れなかった」などと話していたことが1日、わかった。

 県警はこの日、少年の自宅や同校からパソコンなどを押収。特異な精神状態を解明するため、簡易鑑定を検討している。

 同校によると、犯行後、教諭らに取り押さえられた少年は、土佐署員が到着するまでの約30分間、教諭らから事情を聞かれた。

 この際、「小さい時から猟奇的なことやナイフに興味があった」としたうえ、「2人の自分のうちの1人が『ためにならない者は殺してしまえ』と言っている。もう一人の自分が抑えることのできない不安定な気持ちだった。自我が崩壊しているように感じる」「(教諭の)制止がなければ、もっと人を切りつけていたかもしれない」などと話した。

 犯行直前の少年のホームページには複数のたらいいのにな」などと記し、「何とか封じ込めていた猟奇性が徐々にあふれ出て来るのが分かる」と二面性を強調する書き込みをしていた。


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・・・というように、ニュースで取り沙汰されているけれど、
そもそも二面性のない人なんていないのだろうか?
人は、その場所によって、性格も顔も変えたりしないのだろうか?
もちろん、そうでない人もいるとは思うが。
ましてや多感な時期。
これじゃあ、まるで分裂症だと言っているような気にもなる。

ニュースの内容の肯定否定はあるにせよ、
これはあんまりだし、面白おかしくしすぎな気がする。
公平な立場をとるジャーナリズム論はもうどこかへ消えてしまったのだろうか?

なんでも、精神的病理にするには安易過ぎると思いました。
最近ほとほとそう思います。

ダライ・ラマの来日だって、一切報道しないのは、仮に、政治的圧力で意図的であったとしても、これではね。。。

厚生労働省だって、精神的なものによる社会的な排除や差別・偏見は止めようと、最近言っているのに。

もしかして、ジャーナリズムの問題をするのではなくて、ジャーナリストの問題なのでしょうか?
それじゃあ、安易な社会構造の枠組みからでしか見ることができないことを露見させてしまっているだけではないでしょうかねぇ?


・・・なんて人事だから言える。
ジャーナリストさん、ほんとがんばって。
ステキな人だって、いっぱいいるんだから。
ginkokobaさんとか。。。
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by harry_hk | 2005-07-02 07:48 | NEWS