とりあえず、自分を慰める歴史研究

久しぶりに本を紹介したいと思います。
健康ブームなんで、健康に関係した本を。



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なぜ太鼓腹は嫌われるようになったのか?―「気」と健康法の図像学
田中 聡 / 河出書房新社



こんな本です。
まぁ、自分の研究にも関係あるので、こんな本を持っているのですけどね。
昔は、太鼓腹というのは素敵なことだったみたいです。
でも、だんだんそうではなくなってきたのですね。
もちろん昔の体と今の体は違います。
例えば、大胸筋のトレーニングのためにプッシュアップ(いわゆる腕立て伏せってやつ)をジムに行くとさせられませんか?
昔は、あまりそういうことには注目されていませんでした。
だって、腕を前に押す力って、実際の生活でそんなにあります?
大昔のパズルゲームで「倉庫番」とか、「ドアドア」とか、そんなイメージしか・・・。
いわゆるサーカスとかの力持ちの体つきって逆三角形のイメージでしょうか?
ちょっと違うのですよ。
もちろん、女性の体の理想だって違ってます。
女神の彫刻ってふっくらしたイメージありませんか?
まぁ、これは西洋人の話ですけどね(笑)

話は戻って、こういうのって、「身体の近代化」とか言ったりもするのですけど、とにかく、昔は太鼓腹万歳だったらしいです。
逆三角形の体って、力持ちの体ではなくて、軍隊養成の体だったりするのですよ。
でもね、だからと言って、脂肪たっぷりがいいということではないのですけれど。
ええ、論理のすり替えすぎで必死です。

この本の中にも、「腹は出ていた方がエライ」って書いてあります。
この本、詳しく書かれていますので、冒険野郎マクガイバーな人は買ってみてください。
でも、こんなことを知っても、ただ傷をなめてるだけかもしれませんけれど。

これで、家庭不和とか合コンのもつれとかなくなるかもしれないです。
世の中平和だね。



*ちなみに、この人は、別の本でキノコ健康ブームについても研究してますよ。
あの~~、キノコ好きの方々へ
紅茶キノコってどんなブームだったのですか?
試した方は教えてください。できれば、TB下さい(笑)
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by harry_hk | 2006-06-04 18:05 | BOOK