がんばってほしいこと

さっき、面倒を見ていたヤツから連絡が来た。
明日、ラグビーの試合があるらしい。
大きな怪我をしてずっと、試合も出られず不貞腐れていたやつだったのが、とうとうこの日が来た。
本人は、試合前なのに、神妙な面持ちで報告してきた。
高校からずっと色々なことがあって、精神的にも肉体的にもボロボロになっていたところに、怪我などあって、再帰もないだろうと周りからも見放されていたから、この日がとてもうれしいのだろう。
彼には、半年ぐらい前に、あるスポーツセンターで見かけたのが最初だった。
こういうところに不釣り合いなぐらい浅黒くて、あまりの筋肉の凹凸でいかつい割には、背中がしょんぼりしていた。
トレーニング動作もあまりにもひどくて、体幹もあまりにも歪んでいたので、思わず声をかけてしまって、ちょっと教えてあげたのが最初だった。
でも、素性とかをばらせないし、トレーナーになって欲しそうだったけど、それも無理なので、断ったら、しょんぼり帰って行った。
次の日も偶然行ったら、彼が待ち伏せしていて、教えてくださいと言われて、ちょっとだけ。
その後も、そういうことが続いて、ヤツの根気に負けて、ちょっとだけ教えることにした。
ただし、すごい喧嘩をする暴れ者らしいので、それを直すことと、少年スポーツのボランティアをきちんとすること、そして、授業はきちんと受けて、勉強することをリハビリとトレーニングを教える条件にした。
たぶん、ヤツなりにがんばって守ったのだと思う。
だから、色々な人に関わったが、ヤツには特別な思いがある。
試合、頑張ってほしいな。
自分に納得してほしいと、ただそれだけ思う。
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by harry_hk | 2008-08-16 00:49 | その日暮らし