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心理学について

色々な所で、心理学のお話をされるので、
この際だから、自分が勉強した教科書的なものを紹介しようと思って。
いわゆる一般書ではないですし、反対にとても専門的でもないと思います。
概要書ですね。


学校心理学
―教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス
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石隈利紀(著) 誠信書房 1999年


スクールカウンセラーを目指す方だったら、ご存知かもしれません。
そこら辺の怪しいカウンセリングの本をいっぱい買うのでしたら、
こちらを断然オススメします。
子育てをされている方々もよろしければ、図書館などで手に取ってみて下さい。
教育関係の方や、産業カウンセラーを目指されている方、コンサルタントの方にもオススメします。
あぁ、それから、一般教養の大学生の方の、レポートにも最適かと(悪知恵コメント)

内容は、読んでいただくとして、目次だけ紹介します。

第1部 理論編―学校心理学の体系(新しい学校教育サービスをめざして)
          アメリカにおける学校心理学
                ―スクールサイコロジストの実践体系
          日本における学校心理学―心理教育的援助サービスの体系
          心理教育的援助サービスの基礎概念
          心理教育的援助を担う4種類のヘルパー
          3段階の心理教育的援助サービス
          スクールカウンセラーに求められる役割に関するニーズ調査から
第2部 実践編―心理教育的援助サービスの実践活動(心理教育的アセスメント)
                ―心理教育的援助サービスの基盤として
          カウンセリング―児童生徒への直接的援助として
          教師・保護者・学校組織へのコンサルテーション
                ―児童生徒へのチーム援助として
          学校心理学の固有性と今後の課題


です。
もちろん「楽しく勉強」程度の本だと思いますので、肩肘をはらずに。
援助とか、コーディネートとか、どのようにチームを組むか、が書かれています。
一人ですることと、組んでやることをどこで線引きするのかは人それぞれですが、お互いにどうするかを理解し合えると、なお良いですからね。
気が向いたら、ちょこっと読んでみてください。





学校心理学
  ―教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス

by harry_hk | 2005-06-01 20:49 | BOOK