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sawは本当に面白い映画か。

sawっていう映画をご存知だろうか?
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「CUBE」「メメント」とならぶ、傑作といわれている、2004年度のサスペンス作品です。
もちろん、めっちゃ怖いので、そういうのが嫌いな人は観てはいけません。
というか、絶対観てはいけません(笑)


内容は・・・(アマゾンからの引用です)
老朽化したバスルームで対角線上に倒れていたふたりの男ゴードンとアダム。その間には自殺死体が。足を鎖でつながれた男たちに与えられたのは、テープレコーダー、一発の弾、タバコ2本、着信用携帯電話、2本のノコギリ。犯人から告げられたメッセージは「6時間以内に相手を殺すか、自分が死ぬか」。犯人はジグゾウ。警察に追われている連続殺人鬼。彼がこれまで犯した犯罪とは…そしてふたりの運命は…。




最後まで飽きずに、一気に観れて、すごく引き込まれたのですが、
なぜだか、あんまり「面白かった~っ」って思えなかったですね。
どこが?
と言われると困るのですが、
う~ん、なんでしょう???強引な気がするんですね。
なんだか、そんなに猟奇的な人物って、複雑に共鳴するように連鎖するのかなって・・・。
だから、他人事って感じに思えて、「楽しく」映画が観れてしまったんですね。
自分とは関係ないかもって思ってしまったのかもしれません。
「ES」って作品はご存知ですか?
いわゆる、あの忌まわしき実験を映画化したのですが、
あの実験結果から、人を殺してしまう確立は、たしか60%ぐらいだったと思うんです。
実際にそのくらいでしょう。(ちょっと怖い言い方ですが)
でも、この映画に出てくる人物のそちらへの傾向がある人の数が、少しその確立を上回っているような気がするんです。
どうなんでしょう?
自分の考えすぎでしょうか?


でも、楽しいのは楽しいですよ。
犯人の人を殺す快楽には共感してしまいます。
これってなんででしょうか?
自分だけでしょうか?(子ども白書に書いておきながら、不適切な発言で申し訳ありません)
多分、自己否定と、強烈な自己の社会化を殺人によって、肯定しているのでしょう。


とにかく、夜中に一人でご覧下さい。
ふふふふ・・・・




saw

by harry_hk | 2005-07-25 21:51 | MUSIC/FILM