名古屋の車窓から
今から東京です。
さっき、駅のホームで缶ジュースを買いました。
炭酸水はタブをあける時に、プシュっと音がします。
その音に無性に悲しくなって、端っこで、思わず泣いてしまいました。
何かに悲しかった訳でもなく。
なんだか条件反射のように辛くなってしまう東京です。
でも、それでもまし。
まわりの友達よりは、なんとか生きのびているから。
才能なんて、これっぽっちもないけど、それでも助けてくれる人もいるから。
それでも、やめていった人たちの方が楽しそうにみえるのはなぜだろう。
つらい、つらい、と言いながら笑顔でがんばっている友達と、
大丈夫、大丈夫、と言いながら泣いている自分は、
どっちが幸せなんだろう。
先にいってしまった高田渡さん。
あなたの歌った歌のように、なんとか生きてます。
世の中なんて、楽しいことばかりです。
誰かが悲しんでいてくれるので、自分は幸せに生かせてもらっています。
今、電車をひとつ見送りました。
by harry_hk | 2005-09-26 09:39 | 言葉